2008年05月05日

自店と市場の現状把握を

広告を出すには必須……、
いや、ネットショップ運営全般で必要な、
自社と市場、お客様の現状把握。


今求められるリスティング広告運用術





1. 市場(検索ユーザー)および自社(広告主)の理解

広告主の商品・サービスを購買する意思がある検索ユーザーがどの程度のボリューム(検索数)存在するのか、定量的に把握することが重要だ。

商品・サービスのモチベーションを示しているであろう単ワードおよび掛けあわせワード(キーフレーズ)を媒体(オーバーチュアやグーグル)が提供するキーワードデータを利用して洗い出し、「商品の価格を調べているユーザー」「商品の種類・原材料などを調べているユーザー」「広告主の商品の関連性がない情報を調べているユーザー」など、分類ごとにセグメント化し、対象となりうる検索クエリ数を把握することが求められる。

また、広告主および競合他社の経営指数(売上高、市場シェア、ビジネスモデル、特徴など)といった基本的な情報収集も合うことで、リスティング広告のインパクトおよび掲載内容作成に役立てられるだろう。

2. ターゲット層の分析

1.で抽出・セグメント化したキーワード群の中でモチベーションが曖昧なキーワード(一般キーワード)に対して、適切な広告文・ランディングページを選定するには、A/B テストが有効な手段のひとつだ。

効果的な検証を行うために、マトリクスを活用した分析アプローチをお勧めしたい。例えば、学習塾の場合、「個別指導」「全員プロ講師」「実績豊富」といった広告主の特徴があった場合、X軸に特徴を、Y軸に各キーワードのモチベーションを高い順に設定し、各マスごと(図1)に特徴を盛り込んだ広告文の A/B テストなどを行い、効果的なターゲット層を分析すると良いだろう。


マトリクスを活用した分析アプローチ



3. ゴール目標および運用方針の設定

自社(広告主)の強み・弱みを洗い出し、外部環境の機会・脅威を分析する SWOT 分析でよく使われるフレームワークは、リスティング広告の運用でも活用できる。重要なのは、SWOT 分析などで洗い出した成功要因をリスティング広告の運用方針として適切な形で目標設定し、最適運用していくことだ。

成約数の最大化を目標にしているにもかかわらず、効果が期待しにくいキーワードの1位掲載に固執したり、ブランド力強化・認知度の促進が目標なのに、CPA のハードルを高く設定するのも矛盾している。

4. 仮説検証プロセス(PDCA サイクル)

モチベーション分析や A/B テストの結果を正確に検証するには、テスト要件をしっかり策定することが重要になる。最低でも「目的(CVR 改善など)」「テスト内容(既存広告と新規2つの広告文を均等配信など)」「終了条件(全ての広告文がクリック数 XX0に達するまで)」は事前に整理したい。また、対象とするキーワードおよびテスト時期もモチベーションや季節変動に影響がないものを選定頂きたい。





posted by wakaseo at 14:10| Comment(1) | TrackBack(0) | SEO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする